ジュニア

岐阜西テニスクラブ・ジュニアアカデミーはジュニアテニス選手の育成を専門とし、経験豊富なコーチ陣が情熱と責任感を持って指導しています。
現在、小学低学年から高校生までの、約30名の選手が在籍し、3面のテニスコートをフル活用して、それぞれの夢・目標に向かい努力を重ねています。

入会をご検討の保護者様へ


 お子様が通うテニススクール選びは非常に重要です。お子様と指導者の相互理解・師弟関係の構築、また練習仲間との関係作りには一定の時間が必要となります。とりあえず入会してみて合わなかったら移籍の繰り返しはマイナスに作用する場合が多く、モチベーション低下や、フェードアウトを招くリスクを伴います。特に移籍入会する際は、各クラブの指導方針・活動内容や規約等をしっかりと理解し、お子様の目標や保護者様の教育方針と照らし合わせて慎重に判断して下さい。
 入会相談をお受けする際に、同様の質問を頂く場合が多いため、クラブの特徴や指導方針などまとめましたので、クラブ選びに役立てて頂きたいと思います。


【試合のデビューについて】

お子様がジュニアテニス選手として、東海大会・全国大会での活躍を目指す場合、遅くとも4年生までには試合ができる技術を習得し、ルールを覚え選手としての活動をスタートする事が望ましいです。それよりも試合デビューが遅れてしまうと、すでに選手活動をしている同世代の選手に比べ、大幅に遅れてのスタートになってしまいます。
テニスを習い事としてスタートする際、雨風の影響を受けないインドアのテニススクールで習い始めた方が、テニスの楽しさを理解しやすく、練習を習慣づけるのに適した環境だと思います。しかし競技としてのテニスは屋外で行われます。強風や炎天下の下で行われる事も多いので、選手は普段から屋外で練習を積む必要があります。
お子様がテニスの楽しさを覚え、その後のテニス選手としての活動を目指すのであれば、遅くとも2~3年生には、試合に向けた屋外での練習をスタートさせる必要があります。



【入会について】

当クラブは競技での活躍を目指した活動をしていますので、入会希望者には年令に見合った競技レベルを求めます。小学5年生以上は岐阜県ランキングや、公式戦での戦績がある事、中学生以上は東海ランキングがある事が入会の条件になります。また低年齢から在籍する選手が多いので、小学高学年以上での途中入会は、定員の面でもお断りする可能性が非常に高いです。上記の【試合デビューについて】の内容にもあるとおり、お子様の将来的な選手活動を目指す方は、遅くとも4年生に上がるまでには、入会して頂く事をお勧めします。


【クラブ設立の目的】

 子供達がテニスに競技として真剣に取り組み、自身の夢や目標に本気でチャレンジできる練習環境を作りたくて、2006年にテニスコート1面を作り活動をスタートしました。
その後は教え子達の活躍のおかげで志の高い子供達がたくさん集まってくるようになり、10年目の2016年にテニスコート2面を増設して、現在はテニスコート3面で約30名の子供達が練習に励んでいます。


【目指す練習環境】

 ジュニアの選手が効果的にレベルアップするためには、身近なライバルの存在、同様の志や基準を持った選手が集まり切磋琢磨する事が大切です。選手同士が日々刺激し合い、競い合う中で相乗効果が発揮され上達加速が生まれます。所属選手がストレスなく練習に集中できるチーム作りを目指して、各クラスや各学年の人数を計画的に管理する事と、入会基準を厳守する事で、質の高い練習のレベルを維持管理しています。特にトップチームの『アカデミークラス』は、原則として東海ランキング保持者だけに限定し、在籍選手全員が全国大会での活躍を目指して練習しているので、練習相手とのレベル差に悩む事や、練習の量や強度に物足りなさを感じる事なく自身の目標を狙う事ができます。
また他クラブと大きく異なる伝統として、大学生や社会人の卒業生がヒッティングスタッフとしてトップチーム『アカデミー』のレッスンに自由参加できる点です。常に現役国体代表や社会人トップ選手がレッスンに参加してくれるので、現役ジュニア選手は高校卒業まで練習相手に困る事なく上達し続ける事ができます。
また自身がジュニアテニス卒業後も、練習拠点に困る事無く競技活動を継続する事ができます。
また先輩が練習参加する事で、ボールを打つ確率やコントロールに高い基準が生まれ、ジュニアだけの練習では作り出せない引き締まった雰囲気で練習をする事ができています。
その先輩達から頂く戦い方・勝ち方のアドバイスがきっかけで急成長する選手がいたり、高校や大学進学の進路相談に乗って頂いたりと、あらゆる面で心強いサポートをしてくれています。
先輩達にお世話になった現役ジュニアが、卒業後には自身が先輩の立場になり後輩達の成長をサポートする。この伝統的な仲間意識の中で上下関係を学び、敬語や礼儀が自然に身に付いていきます。



【競技テニスに取り組む】

 テニスに競技として取り組む場合、その初期段階の目標として岐阜県代表になり東海大会出場を目指します。
テニスの公式大会は12歳以下・14歳以下・16歳以下・18歳以下と2歳区切りでカテゴリー分けして行われ6~8名の県代表を決定しますので、各学年3~5名しか代表枠に入る事ができません。その県代表を目指すためには、それに見合った練習量・活動量が必要となります。具体的には週4~5回の練習参加と、県内10大会・県外10大会(東海大会含)の計20大会程の活動が基準となってきます。この目標に対しての基準はどのクラブで、どのコーチに習ったとしても、変わる事のない競技者としての活動の最低基準だと考えます。
 本来、ジュニアスポーツは人間形成・心身の成長のための取り組みであり、その頑張りや成果を他人と比較して優越を判断するものではありません。しかしお子様が競技者としてテニスに取り組むのであれば、その目標に見合った取り組み・活動が必要となります。


【入校の条件】

 当クラブは選手育成に特化したクラブであり、東海大会以上での活躍を目指して練習に取り組んでいます。入会基準を低く設定して目標・基準が異なる子供達を共存させる事は、競技テニスにフルコミットする選手達の練習レベルやモチベーション低下を招いてしまう為、以下の参加条件を満たせないお子様の入会はお断りさせて頂きます。また入会後であっても、充分な練習参加・大会参加など基準に満たない選手には、やむを得ず退会をお願いさせてして頂きます。


『ジュニア1クラス』
★小学1年生以上
★週2回参加できる事。


『ジュニア2クラス』
★週3回参加できる事。


『育成クラス』
★週4回以上参加できる事。
★年間出場試合数を確保できる事。


『強化クラス』
★週4回以上参加できる事。
★岐阜県ランキングポイント保持者


『アカデミー』
★週4回以上参加できる事。
★東海ランキングポイント保持者


※初心者・未経験者の新規入会は小学2年生までとします。(定員に空きがある場合のみ入会可)
※小学5年生以上の移籍入会は岐阜県ランキングポイントがある事。
※中学1年生以上の移籍入会は東海ランキングポイントがある事。
※各学年やクラスに空きがある場合のみ入会を受付けます。



【練習の雰囲気】

 子供達がテニスの楽しさ・面白さを感じながら練習できる環境作りを心掛け、子供達の『夢中』を引き出し、自らの向上心が高まる雰囲気作りを目指しています。
スポーツには格闘技やスキージャンプのように、命の危険を伴う種目もありますが、ゲームセンスを競うテニスの場合は、ある程度リラックスした心理状態で、想像力・独創性を磨いていかないとレベルアップできません。
ピリピリした沈黙の中で、指導者に徹底管理された取り組み方は種目特性上適切ではないと考えています。
コーチの威圧的な存在感で緊張を与える指導は、一時的に雰囲気が引き締まり表面上の真面目さは作られますが、子供達の内面から自発的に芽生えた「集中」ではないため、継続性がなく試合(本番)では役立ちません。また自立・自発的な行動の遅れが生じる事や、管理・コントロールされる(指示待ち)悪い習慣が根付いてしまうと考えています。コーチの存在や圧力など、外的要因でコントロールするのではなく、子供達の自発的な成長や頑張りを引き出す雰囲気作りやきっかけ作りが重要だと考えています。

スパルタ的な厳しい指導環境を求める保護者様には適さないクラブだと思います。


【クラス昇級のための伝統的な課題】

『なわとび・二重跳び・リフティングの課題』
★ジュニア1クラスの選手は『なわとび20回』クリアしないとジュニア2クラスに上がれません。
★ジュニア2クラスの選手は『二重跳び20回・リフティング12回』クリアしないと育成クラスに上がれません。
★育成クラスの選手は『リフティング60回』クリアしないと強化クラスに上がれません。


『トレーニングの目的』

上のクラスへの昇級に課題設定する目的は2つあり、1つは低年齢から身体能力・コーディネーション能力を高める事で、スポーツ選手としてのポテンシャルを引き上げるためです。
※ポテンシャルとは「潜在する能力」、「成長できる可能性」、「最高到達点」、「将来性」の事です。
家でもできる、1人でもできる、すぐにはできなくても努力を重ねれば必ず達成できる事を課題にしています。運動強度はやや高めで簡単ではありませんが、テニス選手として県代表を目指す以上、クリアしなければならないレベルの課題だと思います。


お子様が競技としてテニスに取り組む場合、保護者やご家族の多大なるサポート(費用負担や、日々の練習や大会への送迎など)によってその活動が成り立ちます。たとえお子様が小学生だったとしても、ご家族の理解とサポートに対して感謝の気持ちを持ち、子供なりに責任感を持ってテニスと(努力と)向き合うべきだと考えています。育成の厳しい側面でもありますが、与えられた課題クリアに対して自身の責任を果たせない(やる気がない・努力しない)子は、競技テニスに対しての費用対効果の面からも継続参加するべきではないと考えていますので、課題クリアできない選手を特例で昇級させる事は行わない事にしています。


そしてもう1つの目的はスポーツメンタルの強化です。
最も簡単な説明をすると、「努力する・頑張る・達成する」を実際に体験して身に付ける事が目的です。
この課題への取り組みや、努力を重ねる事で、「夢や希望を諦めない粘り強い精神力」、「厳しい練習に耐えられるメンタル」、「自分に負けない心・信じられる自分を育てる(自信)」を身に付ける事が目的です。
また課題にコツコツと取り組む真面目さも必要ですが、テニスを「競技」として取り組むために、重要な「競う心」、「ライバルに勝ちたいという気持ち」を育てたいと思います。ライバル達が頑張っている姿を見ても、焦る・刺激を受けるなど競争心が芽生えない様では、スポーツを通じての成功や成長は期待できないと思われます。決して頑張れないからダメという意味ではなく、時間と共に心の変化が生まれ・成長のきっかけになればとの期待を込めて取り組ませています。
仲間とみんなで共通の課題に取り組む事で、「○○君より先に合格したい!」、「○○ちゃんには負けたくない!」といった競争心を覚え、やる気・負けん気の強さ・モチベーションといった心を育てていきます。
きっかけは他人との競争だったとしても、それが後に自身への厳しさ、手を抜かない自分や、常にベストを尽くす自分を育てる事に繋がればと願っています。


【『習い事』から『競技者』への意識改革】

 低年齢のお子様がテニスを始める際は、ほぼ例外なく保護者の勧めで『習い事』として通い始めます。仲間達と平等に『習い事』のスタートラインから活動が始まり、試合にデビューした頃から『競技者』への意識改革が始まり、上達が2倍速・3倍速と成長加速しトップジュニアに成長していきます。しかしその初期段階の導きや活動が不十分だと、『習い事』のレベルから脱却できないまま数年で辞めてしまう事や、『競技者』への意識改革の面での大幅な出遅れによって、競技を諦めざるを得ない状況も起こってしまいます。
お子様の『競技者』としての成長を願うなら、子供自らの自主性や・自発的な行動を待つだけではなく、指導者と保護者が計画性を持ち、スピード感のある導きをしていかなければいけません。
保護者の役割や、『競技者』の意識作りに必要な活動や導き方を理解しサポートに役立てて頂きたいと思います。


『競技者』としての意識作り

まず1番大切なのは、大会にたくさんチャレンジして、試合経験を蓄積させる事です。
そして大会参加時は自身の試合だけではなく、他の選手の試合(特にシード選手同士の戦い)にも興味を持ち、多くの試合を見て学びましょう。(自分が負けてしまっても、決勝まで見届けて帰る選手は、数年後に自身が決勝まで勝ち残る選手に成長する可能性が高まります)
逆にマインドが『習い事』の選手は、自身の試合にしか興味がなく負けたらすぐに帰ってしまう(もしくは保護者に育成する熱意がない)ので、他の選手を認識する機会がなく、ドロー(対戦表)を見ても知らない選手ばかりで目標設定ができない。また自分との実力比較する基準が築けないので、自分を相対的に見る事ができない。よく試合会場で保護者に「負けて悔しくないの?」と、叱られている子がいるが、強い選手に負けたのか、弱い選手に負けたのかの基準もわからないので、当然悔しさも生まれない。また目標設定ができないので試合の為の練習ではなく、ただ運動するだけの練習になりやすく成長速度は上がらない。
『競技者』のマインドを作るためには、最低でも同世代の1位~4位の選手の顔・名前・利き腕・プレーは把握できている事。それがわかると上達の基準ができ、日々の練習が実力差を縮めるための目的ある取り組み方に変わってくる。


常に次の大会がスケジューリング(エントリー済)された状態を継続させる。
大会の間が1ヶ月以上空いてしまう場合は、県外大会などで埋めて『競技者』の自覚と熱意を維持継続させる。
お子様自身が次の大会日程を把握して、そこから逆算して取り組む練習と、大会予定や目標設定のない練習では、「アドバイスを聞く姿勢」、「ボールを追う気迫」、「1球・1ポイントに対する執着」に大きな差が生まれる。自身が大会で戦うイメージがなく、競争(ランキング)の中に存在する自分を自覚できないので、チームメイトと競う気持ちや、向上心が芽生えない。よく練習環境を「育成のクラブ」と、「習い事のスクール」に区別されるが、練習環境の差よりも選手のマインドの差の方が成長速度に大きく関係している。


他の『習い事』との相違をどう理解させるか?
自分の居場所、軸足をどこに置くかを明確にする。
選手としての活躍を見据えたスケジュール管理をする。「月曜日は習字」、「火曜日はテニス」、「水曜日はそろばん」といった他の習い事と横並びの意識にならないようにする。特に異なるスポーツ活動と重複する場合は優先順位を明確に示した方が良い。「低年齢ではいろんな種目を経験した方が良い」といった理想論もあるが、指導者の実体験でいうと、よほど先天的な能力がない限りは、同時に複数の運動をインプットする事は困難な事であり、現実的には「二兎追う者は一兎をも得ず」になる場合が多い。各家庭の教育方針により異なるが、お子様に誇れる得意種目を育てる場合は、早い段階で限定的な活動にシフトした方が成功する可能性が高まる。
当クラブは常時10名以上の東海ランキング選手が在籍していますが、お子様がテニスを始めた初期の段階から『競技者』のマインド作りに取り組めば、比較的早い段階で東海大会出場を達成して、次のステージへのチャレンジに時間を費やすことができます。逆に保護者の選手育成に対する理解や導きなく、『習い事』の領域内で取り組む選手は数年で辞めてしまう傾向にあります。特に低年齢では保護者の理解と導きによって、かなり方向性や加速度が変わってしまうので、お子様の『競技者』としての未来を見据えた取り組みをして頂きたいと思います。
 改めての説明になりますが、『競技者』が育つのに最も大切なのは、『競技者』が集まる試合会場で過ごす時間であり、同世代の選手達と触れ合う時間だと思います。他県や他クラブの選手同士がライバルとしてお互いを認識し合い、子供なりにお互いの得意・不得意を研究・分析し、そこで得た情報をもとに、日々の練習で自身をバージョンアップして次の戦いに挑む。テニス界の視野が広がれば、仲間達の練習量や大会出場数が気になり自身との比較をするようになり、「もっと練習したい!」、「もっと試合に出たい!」といった自発的な向上心が芽生えてきます。自発的な向上心を持って練習に取り組めるようになれば、成長が急加速して一気に上達します。選手達に大会出場を強く勧める理由は、単純に経験値の量的増加が目的ではなく、同世代の『競技者』を観戦する時間、仲間やライバルと知り合うきっかけ作りが目的です。『競技者』が集まる会場で、真剣に『競技』に取り組む仲間達と、時間を共有する事で自身のマインドが『習い事』から、『競技者』へと変化していきます。
年間試合数・活動量の目安を参考にして頂き、積極的な大会チャレンジをお願いします。


【テニスを通じて伝えたい事】

 クラブを始めた当初は戦績優先の面もありました。もちろん現在も競技志向である事に変化はありませんが、関わった教え子達が社会人に成長していく姿を見届ける中で、テニス選手卒業後の長い人生から逆算した付き合い方や、導き方を心掛けるようになりました。
努力が報われる事で自信を身に付け、努力が報われない事で謙虚さを学ぶ。その両方に意味がある事をしっかりと伝え、合理的に努力の先だけを深読みせず、まず今できる事に全力を注ぐ大切さを伝える。自分が頑張った分しか自分が成長できない事、だから自主的・自発的な努力を身に付け、努力を継続させる力を身に付ける。それはテニス選手の今現在のためだけでなく、将来の自分のためでもある事。保護者様からアスリートにチャレンジする機会を与えて頂けた意味や目的を、子供なりにちゃんと理解して日々努力を重ねて欲しいと願っています。


昨今のパワハラ問題などもあり、今の子供達は学校でも厳しく指導してもらえない、親ですら厳しく叱責できない時代になっています。その子供達が出ていく社会はノルマもなく、上司も誰も自分を叱ってくれない、過度のプレッシャーを与えられる事もない、「表面上」は全く厳しさのない穏やかな社会に見えますが、実際は指示待ち人間は淘汰され、自主的・自発的に頑張り抜ける人間だけが認められる成果主義のシビアな社会になっていきます。叱らず我慢強く育成する事に共通する面でもありますが、自ら考え行動する、自発的・自主的に努力する、悪戦苦闘・試行錯誤の中で粘り強く結果を出す人間力をしっかりと育てていきたと考えています。


 ジュニア選手の成長には多くの時間を必要とします。その中で我々コーチは親子で過ごす貴重な時間を託され成長に関わらせて頂きます。その責任の重さを充分に感じ、競技者としての成功だけではなく、将来の活躍に生かされる育成をしていきたいと考えています。


【保護者の育成への関りについて】

 保護者の立場でのジュニア選手の導き方などは、入会後に『チーム限定ページ』内で指導させて頂きますが、入会前の確認事項として、当クラブでは保護者自らの研究・分析による独自指導や、他クラブとの掛け持ち受講など複数のコーチによる重複した指導を希望する方の入会はお断りしています。
希に重複した指導をスムーズにインプットできるお子様もいますが、多くの場合はシンプルで面白いはずのスポーツが複雑化してしまい、上達に悩み迷走する結果となってしまします。
また熱心な保護者の中には子育て・しつけの延長で、我が子の技術・戦術までをも操ろうとしてしまうケースが見受けられますが、技術・戦術への過度の介入や、過剰投資とそれに伴って高まる戦績への過剰期待により、お子様のテニスに対する熱意の大幅な低下や、早期のバーンアウトを招く事も少なくありません。
これは決して『親はテニスに口出しするな!』といった否定的な意味ではありません。
コーチやクラブが合わなければ、環境を変えて何度でもリスタートする事ができますが、親がコーチ化して目指す戦績が出ない状況に陥ってしまった場合、子供はテニスから離れざるを得ない残念な選択しかできなくってしまいます。こういった事例はテニスに限らず、早熟型のジュニアアスリートに起こりやすい問題でもあります。
保護者の関わり方として、指導者のように選手と対面で向き合う関係性ではなく、選手(我が子)の辛い事、苦しい事に常に穏やかな気持ちで寄り添う事を心掛け、指導者と逆の側面から親でしかできないサポートに徹して、リフレッシュ・リカバリーに努める関わり方がベストだと考えます。


この点については各ご家庭の教育方針に関係する面でもありますので、メリット・デメリット両面から考え、ご希望に沿ったクラブへの入会をお勧めします。


またレッスンの見学は一律に控えて頂いています。
多くの保護者様はマナーよく見て頂けると思いますが、一部熱心な保護者の中には、我慢できずにレッスン中の我が子を叱ってしまう、また指導や練習内容についての質問などによる練習の中断、モラルのない動画撮影、携帯電話での通話など、指導環境の妨げになる行動を取る方もいる為、皆様一律に見学禁止をお願いしています。
またお子様が親の目を気にして著しく集中を乱す事や、他の子と比較して自分を見られる事を嫌い、練習を楽しめなくなってしまう事など、指導効率の悪化も起こってきます。指導者と子供との会話や関係性をダイレクトにし、成果が出やすい師弟関係や練習環境の構築へのご理解と協力をお願いしています。
他のクラブでも選手育成クラスは見学制限する所が多いようですが、子供の中には保護者が付き添ってくれた方が安心して頑張れる子いますし、日々の成長に寄り添い共に成長したい保護者様の想いもあると思いますので、そのご希望に沿ったクラブへの入会お勧めします。



以上、日頃の練習で子供達に伝えている事や、コーチ自身が考える指導理念など説明させて頂きました。その他の部分で分からない点や、質問があれば遠慮なくお問合せ頂ければと思います。



【クラス時間割】

ジュニア1

・小学1年生~3年生の初心者対象。
・通常のボールよりも軽くて柔らかいグリーンボールを使用します。
・楽しく遊び感覚でテニスの基礎を学びます。
・コーディネーショントレーニング(反射神経、調整力の強化)


  水曜日     17:00~18:00

  金曜日     17:00~18:00


  1レッスン          1,300円

  ※参加回数分を月末支払い

         
 
 
ジュニア2

・小学3年生以上の経験者対象。
・週2回以上参加できる事。
・ノーマルボールとグリーンボールを使用します。
・楽しみながらルールとマナーを学び、試合デビューを目指します。


  火曜日     17:00~18:30

  水曜日     17:00~18:30

  木曜日     17:00~18:30

  金曜日     17:00~18:30


  1レッスン          1,500円

  フリー受講  1ヶ月     15,000円

 
 
 
育成

     

・小学3年生~6年生の試合経験者対象。
・週3回以上参加できる事。
・試合の戦い方、勝ち方を学びます。

 

 火曜日     17:00~19:30

 水曜日     17:00~19:30

 金曜日     17:00~19:30

 土曜日     17:00~19:30


 1レッスン          1,800円

 フリー受講  1ヶ月    21,600円

 
強化

     

・小学4年生以上の岐阜県ランキング上位選手対象。
・週4回以上参加できる事。
・県大会上進出、東海大会出場を目指します。

 

 火曜日     17:30~20:30

 水曜日     17:30~20:30

 金曜日     17:30~20:30

 土曜日      9:00~12:00

 日曜日      9:00~12:00


 1レッスン          2,000円

 フリー受講  1ヶ月    27,500円

 
 
アカデミー
 
     

・中学生以上の東海ランキング選手対象。
・週4回以上参加できる事。
・東海大会上位進出、全国大会での活躍を目指します。


  火曜日     18:00~21:00

  水曜日     18:00~21:00

  木曜日     18:00~21:00

  金曜日     18:00~21:00

  土曜日      9:00~12:00

  日曜日      9:00~12:00


  1レッスン          2,500円

  フリー受講  1ヶ月    35,200円


   
アカデミー(高校生)
    

  火曜日     18:00~21:00

  水曜日     18:00~21:00

  木曜日     18:00~21:00

  金曜日     18:00~21:00

  土曜日      9:00~12:00

  日曜日      9:00~12:00


  1レッスン          2,500円

  フリー受講  1ヶ月    22,000円


   

『メディカルアドバイザー』としてフィジカルトレーニング・ケアストレッチなどを直接指導して頂き、体力の強化と、けがや事故の予防に取り組んでいます。

体験レッスン・入会については、お電話でお問い合わせ下さい。
090-6645-0250

logo

岐阜県岐阜市川部4丁目24番地
TEL:090-6645-0250